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关于家访医疗

注射器

・予防接種/ワクチン

 

当院では、予防接種/ワクチンを接種することができます。

ご用意できる予防接種の種類は以下の通りです。

また、予防接種は予約制です。インフルエンザと新型コロナワクチン以外は、ご予約いただいてから、発注、入荷するため、余裕をもってご連絡ください。

 

 

★ 予防接種料金の目安:正確にはお電話にてご確認ください

■お会計

診察料+ 治療費(お薬/ワクチン代)あるいは 抗体検査費用

◆診察料

初診料2,500円/再診料1,000円:税込

医師の診察を受けるため、診察料が必ずかかります。

 

♦ワクチン料金

① インフルエンザワクチン

 ・5歳以上~小学生=基本的に2回接種

1回目料金:4,400円(税込み)

2回目料金:4,400円(税込み)

・大人(中学生以上)=基本的に1回接種

1回目料金:4,400円(税込み)

・65歳以上=(自治体からの公費補助)基本的に1回接種

1回目料金:2,300円(税込み)

 

② 新型コロナワクチン

 厚生労働省はこれまで自己負担額を最大で7,000円程度とする方針を示していす。自治体の独自の補助がある場合はさらに安くなります。

定期接種の対象者は65歳以上の高齢者と、60歳から64歳の重症化リスクが高い人(身体障碍者1級相当)です。

熊本市では3,260円です。

これ以外の人は「任意接種」となるため、自己負担額は15,000円-20,000円程度になります。

 

③ 肺炎球菌ワクチン

 (公的補助あり) 4,600円

熊本市在住の方で下記に該当する方

該当年度に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳の方

(自費)ニューモバックス:11,000円(税込み

 

④ 帯状疱疹ワクチン

 「シングリックス」は不活化ワクチンです。

料金:22,550円/回(税込み)2回接種

 

⑤ 日本脳炎ワクチン

 日本脳炎ワクチンは定期接種の期間に受ければ、費用は無料です。

定期接種の期間を過ぎてしまうと、予防接種の費用は自己負担になります。

1回あたり当院7,000円(税込み)ほどの費用がかかります。

 

⑥ 2種混合ワクチン(ジフテリアと破傷風の予防)

DTワクチン 11-12歳の定期接種では無料です。(自治体の助成による)

 

⑦ MRワクチン(麻疹、風疹)

  定期接種の対象では、無料です。

女性がある場合は、4,000円を上限とし、対象者が負担した額

 ※助成回数は一人につき1回です

任意接種の自己負担では、

麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)      10,000円

麻しんワクチンのみ         6,000円

風しんワクチンのみ    6,000円 

 

⑧ B型肝炎ワクチン ビームゲン

 接種料(税込):4,950円/回(計 14,850円)

 3回接種で抗体が十分できない場合は、4回目を接種すると、通常かなり増加します。

 

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 ★各種ワクチンについての説明です。 

• 生ワクチン

病原性を弱めた病原体からできています。

接種すると、その病気に自然にかかった場合とほぼ同じ免疫力がつくことが期待できます。

一方で、副反応として、軽度で済むことが多いですが、その病気にかかったような症状が出ることがあります。

代表的なワクチンとしては、MRワクチン(M:麻しん、R:風しん)、水痘(みずぼうそう)ワクチン、BCGワクチン(結核)、おたふくかぜワクチンなどがあります。

 

• 不活化ワクチン、組換えタンパクワクチン

感染力をなくした病原体や、病原体を構成するタンパク質からできています。

1回接種しただけでは必要な免疫を獲得・維持できないため、一般に複数回の接種が必要です。

代表的なワクチンとしては、DPT-IPV:四種混合ワクチン(D:ジフテリア・P:百日せき・T:破傷風・IPV:不活化ポリオ)、DT:二種混合ワクチン(D:ジフテリア・T:破傷風)、日本脳炎ワクチン、インフルエンザワクチン、B型肝炎ワクチン、肺炎球菌ワクチン、HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンなどがあります。

現在、新型コロナウイルスの表面にあるスパイクタンパク質に対する組換えタンパクワクチンが国内外で承認を受けており、日本でも接種されています。

 

• mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン、DNAワクチン、ウイルスベクターワクチン

これらのワクチンでは、ウイルスを構成するタンパク質の遺伝情報を投与します。

その遺伝情報をもとに、体内でウイルスのタンパク質を作り、そのタンパク質に対する抗体が作られることで免疫を獲得します。現在、新型コロナウイルスの表面にあるスパイクタンパク質に対するmRNAワクチンが国内外で承認を受けており、日本でも接種されています。

(厚生労働省のHPから抜粋)

★ 生ワクチンを接種した後は、次の予防接種まで4週間開ける必要があります。

 

 

★副作用

 共通した副作用についてまとめます。

過度な心配は必要ありません。軽度で、2-3日で自然に治まるものがほとんどです。

新型コロナワクチンについてのみ、副反応の頻度が特別高いようです。

麻疹風疹ワクチンMRワクチンでは、麻疹や風疹に似た感冒症状が出ることがあります。

生ワクチンでは、そのウイルスに感染したかのような軽微な症状が2-3日現れる事が有ります。

(共通項目)

•発熱、頭痛、倦怠感、嘔気、頭痛などの全身症状

・注射した部分の発赤、腫脹、疼痛などの局所症状

•まれに、重いものとしてはアナフィラキシーショックといわれる強いアレルギー反応。

脳炎、けいれんなどの神経症状、血栓症、紫斑病などをきたすことがあります。

*ワクチン接種後は、副反応の有無を確認するため、30分程度クリニック内での待機が必要です。

 

  • ワクチンの内容と対象者

①インフルエンザワクチン :不活化ワクチン

インフルエンザの発症予防を目的として、インフルエンザの流行前の、10月から12月ごろに定期接種しています。

インフルエンザへの感染や発症を完全には防御できませんが、重症化や合併症の発生を予防する効果は、明らかに証明されています。

ワクチンは、ウイルスを処理して無毒化した不活化ワクチンが使用されます。

季節ごとに流行しそうな株を予測したワクチンが作製されるため、実際に流行するウイルスと、事前に作成されたワクチンでは、対応できるウイルス株が異なる事があります。

ワクチンの効果は4-5か月と言われており、毎年の接種が必要です

*接種後は、副反応の有無を確認するため、15-30分程度クリニック内での待機が必要です

★対象者

熊本市在住の65歳以上の方

熊本市在住の60歳以上65歳未満の方で下記*に該当する方

*心臓、腎臓又は呼吸器の機能に障害があり、日常生活が極度に制限される方

*免疫不全ウイルスにより免疫機能の低下があり日常生活がほとんど不可能な方

 

②新型コロナワクチン m-RNAワクチン

 新型コロナワクチンについては、国からの推奨があり、全国の医療機関において接種ができます。

効能や副反応については、他のワクチンと比較すると、十分な検証はまだありません。

 2024年8月末時点では、熊本市のホームページによると

・令和6年度の新型コロナワクチン接種は、秋冬から季節性インフルエンザと同様のB類疾病の定期接種として行われます。定期接種が始まる前に接種を希望される場合は、全額自己負担(※)の任意接種として接種を行うことができます。

 当院では、従来のファーザー社製「コミナティ」と第一三共社の「ダイチロナ」

 の接種を予定しています。

★対象者

 定期接種:令和6年4月1日以降は、65歳以上の方および60~64歳で対象となる方等(※)を対象に、秋冬に自治体による定期接種が行われます

 (※)60歳以上65歳未満で、心臓・腎臓・呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有する方(身体障害者手帳1級相当)

★副反応

 全身症状、局所症状ともに多彩な副反応が報告されています。発熱や、局所の疼痛は50%以上です。

ワクチンとの関連が明確でない症状もあります。

 若い方ほど強い症状が出る傾向があります。

★ほかのワクチンとの関連

 風疹や麻疹、ムンプス、水ぼうそうなどの生ワクチンの接種、後4週間は、コロナワクチンの接種ができません。

インフルエンザは同時接種も可能なので、間隔を調整する必要がありません。

 

③ 肺炎球菌ワクチン :不活化ワクチン

肺炎球菌性肺炎の発症や重症化を予防する効果があります。

細菌性肺炎は、肺炎球菌だけでなく、インフルエンザ菌、モラクセラ、肺炎桿菌など様々な細菌で発症しますが、肺炎球菌が最多で、重症化しやすいため、肺炎球菌のワクチンが推奨されています。

★対象者

接種が推奨される方

1 (公費)65歳以上の高齢者、5歳年齢が上がるごとに公費の対象になります。

2. (公費)接種日時点で60歳以上65歳未満で、心臓・腎臓・呼吸器の機能 又は

ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有する方 (身体障害者手帳1級相当)

3 (自費) 慢性呼吸器疾患(肺気腫、気管支喘息など)のある患者様

癌患者様、心臓、肝臓、糖尿病の患者様

脾臓摘出術後の患者様

★接種に必要なもの

 予防接種は、接種対象者であれば、実施期間中いつでも受けることができます。(予約は必ず行ってください。)

 ○本人が確認できるもの(健康保険証など)

 ○案内ハガキ(予防接種助成のお知らせ)

  ※65歳の方であればハガキ到着前でも接種は可能です。

  ※対象者1に該当する方で、ハガキが届いていない方、紛失した方は予防接種番号を調べる必要があります。熊本市役所の感染症予防課にご連絡ください。

 ○身体障害者手帳(該当の障害で1級のもの)または医師の診断書

 ○(自己負担免除対象の方のみ)上記「接種費用の免除について」に記載のいずれかの書類

 

④ 帯状疱疹ワクチン :不活化ワクチン(たんぱく組み換えワクチン)

• 帯状疱疹とは、小児期に水痘帯状疱疹ウイルスの再燃症状です。

全ての人は水痘帯状疱疹ウイルス(VZ)に初感染(いわゆる『水ぼうそう』)後、生涯にわたって神経にウイルスが潜伏感染します。

このVZウイルスが、加齢、疲労、免疫抑制状態などの体力と免疫力低下した時に、再活性化して、頭の先から足先、鼻腔、口腔などの半側にのみ発疹が出現する起こる病態です。再帰感染といいます。

発疹の出現前に、先行して痛みを感じる事が有ります。

• 主な症状は、ウイルスが感染した神経が支配する領域の皮膚の疼痛と皮膚病変(水疱形成)。

また、合併症として、皮膚病変が治癒した後に疼痛が残存し、数ヶ月から数年持続する「帯状疱疹後神経痛PHN」等があります。

• 治療法として、抗ウイルス薬が存在し、発症早期の治療によって合併症の予防効果も期待できます。

 

・新型コロナの流行後から、帯状疱疹を発症する患者様が増加しています。

発症すると、治癒した後に、強い神経痛に長期間悩まされ、皮膚のケロイドや瘢痕が後遺症として残るため、任意接種をお勧めします。

★対象者

50歳以上の方が基本的に接種の対象です。

他に帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の方で、糖尿病、膠原病、肝硬変など免疫力が低下する患者様は、任意接種として受けることができます。

 

★ワクチンの種類

帯状疱疹のワクチンには2種類ありますが、当院では有効率が98%と高く、有効期間も15年と長い、乾燥組換え帯状疱疹ワクチン「シングリックス筋注用」を使用します。

「シングリックス」は不活化ワクチンです。

 

 

⑤ 日本脳炎ワクチン :不活化ワクチン

 日本脳炎とは、日本脳炎ウイルスによって発生する病気で、コガタアカイエカなどの、蚊を介して感染します。

蚊に刺された後、突然の高熱、頭痛、嘔吐などで発病します。

国立感染症研究所によると、日本脳炎ウイルスに感染したとしても、必ず日本脳炎を発症するわけではなく、発症率は約100~1,000人に1人とされています。

しかし、一旦発症すると、意識障害やけいれんなどの神経系の障害、重い後遺症が残ることがあります。

★対象者:小児

 第1期予防接種

第1期予防接種の対象年齢は、生後6ヶ月以上90ヶ月(7歳半)未満です。

標準的なスケジュールでは、1回目と2回目のワクチン接種は3歳のときに行い、1回目と2回目は6~28日(1~4週)の間隔をおきます。そして、1回目から約1年の間隔を空けて、3回目のワクチン接種を行います。 当院では小学生以上の患者様に接種できます。

 第2期予防接種

第2期予防接種の対象年齢は、9歳以上13歳未満です。 

標準的なスケジュールでは、9歳(小学校3~4年生)のときに、ワクチンを接種します)。

 

⑥ 二種混合ワクチン :トキソイドワクチン

 二種混合ワクチンは、ジフテリア(D)、破傷風(T)の2種類のワクチンが一緒になったものです。乳幼児期に接種した三種混合ワクチン(ジフテリア、百日せき、破傷風の予防ワクチン)あるいは四種混合ワクチン(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオの予防ワクチン)は、4回の接種で基礎免疫を作っていますが、時とともに免疫力が低下していきます。

二種混合ワクチンは、三種混合ワクチンあるいは四種混合ワクチンの2期として1回接種をして、ジフテリアと破傷風の免疫力を高めるものです。

11歳から12歳までの小学5~6年生の時期に接種されます。

ほかの予防接種とは、生ワクチンとは27日以上、不活化ワクチンとは6日以上間隔を空ける必要があります。

★対象者 11歳から12歳の男女

 接種の際は、(1)親子(母子)健康手帳 (2)本人確認ができるもの(健康保険証など)をご持参ください。

 

⑦ 麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン) 生ワクチン

麻しんは麻しんウイルスが原因となり発症します。従来「はしか」と呼ばれてきました。

感染経路は、空気感染・飛沫感染・接触感染です。

その感染力は強く、一旦感染すると感染すると、ほぼ100%が麻疹(はしか)を発症します。

そのため小児だけではなく、大人も注意が必要な感染症です。

感染すると発熱やかぜ症状からはじまり、2~4日発熱が続いたあと、39℃以上の高熱と全身に細かい紅斑が全身にむらなく出現する発疹が出てきます。通常は7日~10日で回復しますが、免疫力の回復には1か月程度必要です。

合併症には肺炎や中耳炎、脳炎など重篤なものもあるので十分注意する必要があります。

 

風疹は、風疹ウイルスが原因御感染症で、従来「三日はしか」と呼ばれていました。

感染経路は飛沫感染や接触感染が主な感染経路です。

感染すると、約2週間の潜伏期間の後、発熱や耳介の後ろのリンパ節の腫れを認めます。

発熱も38-39度見られることがあります。その後、頭部と顔面から小さく赤い紅斑状の発疹が始まり、2~3日で体幹・四肢に拡大します。通常5~10日でなくなります。 

基本的に予後は良好です。

感染しても症状がでることがない(不顕性感染)人が15%から30%程度います。

そして一度感染し治癒すると、大部分の人は終生免疫を獲得します。

しかし、特に大人で感染すると関節炎・急性脳炎などの合併症を起こす可能性があります。

また、最も気を付けたいのが、妊娠初期に妊婦さんが感染した時に、赤ちゃんに影響が出ることです。

これは、胎児に先天性風疹胎児症候群といわれています。

出生後に聴覚障害、視覚障害、心臓の欠陥、精神遅滞などの先天的な障害をもたらす可能性があります。

妊婦さんとそのパートナーの予防は特に重要です。

 

★避妊期間:

風疹ワクチンをはじめ、MRワクチン、麻疹ワクチン、ムンプス、水痘ワクチンなど、生ワクチンを接種した後は、女性は接種後2ヶ月間の避妊期間が必要です。

 

⑧ B型肝炎ワクチン(ビームゲン) 不活化ワクチン

B型肝炎は、B型肝炎ウイルスが血液・体液を介して感染して起きる肝臓の病気です。

ウイルス検査が始まる前の輸血、違法薬物の注射器回し打ち、感染者との性行為、感染者の出産、医療従事者の診療中の感染などが主な感染経路です。

B型肝炎ウイルスは、感染力が強く、エイズウイルスやC形肝炎ウイルスよりも感染力が強いと言われています。

HBVは唾液にも含まれるため、キスやオーラルセックスによっても感染する可能性があります

また、仕事上、予期せぬ体液との接触による感染を防ぐために、医療従事者では特にワクチン接種が勧められます。

大人(成人)におけるB型肝炎ワクチン接種は、「初回・1か月後・6か月後」の3回接種が基本です。

獲得した免疫は15年間程度、持続するとされています。

B型ワクチンの効果は年齢と共に低下しますので、追加接種を必要とすることもあります。

また、3回接種しても抗体ができない体質の方が一定数おられます。

そのため、3回接種後1~2か月後に抗体検査を実施して(他の医療機関にお勤めで、定期的に抗体検査行っている場合は不要)陰性であれば追加接種を行ないます。

抗体価が十分に陽性であれば、追加接種の必要はありません。

 

★接種が推奨される方

  • B型肝炎ウイルスキャリアの家族がいる方

  • 血液や体液に触れる機会の多い仕事の方

  • (医療従事者・救急隊員・警察官・保育職員・介護職員など)

  • 性的な行動のある(Sexually active)すべての方

インフルエンザワクチン
新型コロナワクチン
肺炎球菌ワクチン
帯状疱疹ワクチン
日本脳炎ワクチン
2種混合ワクチン(ジフテリアと破傷風の予防)
MRワクチン(麻疹、風疹)
B型肝炎ワクチン
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